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日刊TOMOTOMO

気になるモノ.・コトを雑文で

タラれば娘が好きならこれなんていかが?~セレぶり3~

女三人寄れば姦しい

 

東京タラれば娘が面白いと世間様では話題になっている今日この頃でございます。自分もマンガで読んでいますが、やはり漫画も現実世界も女子が集まった時のパワーというものは、男には計り知れないものであるなぁと思います。飲食店で働いていますが男グループよりも女子グループのほうが断然盛り上がっているし、時間も長いです。ただただ圧倒されますね。

 

さて、質問ですが皆さんは何人で集まるのが好きでしょうか?

 

自分は断然三人なんです。

 

というのも、まず二人きりだと話題が少なすぎる気がしまして、さらに広がりもバリエーションが少ない気がしますね。

 

かといって4人まで増えると対立構造が起こり、話を広げるのにも知ってる話題、好きな話題、嫌いな話題などを考えなければならなくなり頭を使ってしまい話したいことが離せなくなるかもしれませんね。

 

3人だと、そこそこ話題も広がりますし、自分抜きで話が盛り上がることもなく、2対1にならないよう全員気配りが自然にできるのではないかと思います。なので自分はタラれば娘の盛り上がりはこの『三人寄ればかしましい理論』によるものかと思います。

 

で、今回紹介したいのはタラれば娘からさかのぼること8年前、女3人集まってトークをするというドラマ『セレぶり3』です。

 

セレぶり3 [レンタル落ち] (全4巻) [マーケットプレイスDVDセット商品]

内容は、セレブを夢見る女子三人がマンションをルームシェアしながら

 

「セレブとは○○するものだ」

 

ということをあーでもないこーでもないと話しながら展開していく、ゆるゆるコメディです。

これがくだらなくて面白くてじわじわ癖になります。不思議ちゃんなぐっち、名前にコンプレックスのある突っ込み役ジョナ、様々な顔を持つ関西人ミチコマンの3人が紡ぎだす独特の話題、突然始まるイベント、そしてドラマの間に不自然に挿入されるお題トークなどなど、なかなか凝った演出も魅力的です。

 

セレぶり3本編DVDは全4巻、さらに好評だったのでしょうか、別に3巻くらいその後の三人の様子や、舞台版のDVDも発売しておりますが、アドリブもありシチュエーションコメディが好きな方、舞台が好きな方も楽しめます。

3人寄ってDVDを見ながら、また皆でトークするのも楽しいのではないでしょうか?

 

セレぶり3 DVD-BOX II

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セレぶり3 DVD-BOX I

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キャラがかわいいだけでは4コマ漫画はつまらない~あずまんが大王~

4コマ漫画は起承転結

 

これが4コマ漫画の定説であります。物事が起こり、それを受け継ぎ、大きく変わり、その結果どうこう、という一連の流れの中で読者を笑いへといざなうのが正しい4コマ漫画の在り方かなぁと思うのです。

 

しかし、最近の4コマ漫画は数こそあれど本当に面白いと思えるものは減ってきているのではないでしょうか?

確かに現代人の時間が無くなっているからか4コマ漫画の数も増えたし、スマホでサクッと読める4コマ漫画的表現も増え、そういう意味では方法論は進化しているといってもいいけれど、ただ純粋に笑えるという作品は少なくなったと考えています。

 

可愛いキャラクターを起用することで人気の作品も多々ありますし、自分も絵がきれいな4コマ漫画は好きなのですが、単行本を買っても誰でも笑える作品は数えるほどで、キャラクターに頼りすぎてネタがおろそかになっているものが多いかなと思います。

 

そこでやっとタイトルに戻るのですが、自分がキャラクターが可愛くてネタもしっかりしている4コマ漫画として薦めるならあずまんが大王の一択になります

 

 

あずまんが大王 全3巻 完結セット (少年サンデーコミックススペシャル)

あずまんが大王 全3巻 完結セット (少年サンデーコミックススペシャル)

 

 

 

この漫画は高校生たちの日常を描いた作品なのですが、キャラが立っているし、ネタもきちんと練られており、単純な4コマ漫画として十分に子供から大人まで楽しめます。おそらくコロコロに掲載されようが、ジャンプに掲載されようが、週刊誌に連載されようが、ゲーム雑誌に連載されようが、どこにおいても一定の評価を受け得る漫画だと思います。

絵柄が4コマにふさわしくきらびやかで細かく描かれすぎないところもいいです。作りこみすぎるとごちゃごちゃしてネタに集中しづらくなりますし。シンプルさこそが4コマの機能美だと思うのです。

 

あずまんが大王は全4巻で高校の三年間を描きます。入学から出会い、体育祭、文化祭、夏休み、受験、卒業まで、全編お笑いの要素がありながらも、

「あぁ、こんなことあったな私にも」

「こんなことしてみたかったなぁ」

というような懐かしさもあったり、なかなかに奥深い作品なのです。

サクッと読んで、笑い、青春時代に思いをはせ、本棚にしまっておき、また改めて手に取ってみる、という楽しみがこの漫画には似合います。ずっと手元に置いておいてもいつまでも新鮮に読めると思います。

 

ちなみに300万部以上売れている4コマ漫画でもありますから、今更自分ごときがいう必要もないので、皆さま安心して読んでみてください。

 

初期のものと新装版では絵柄が異なりますが、自分的には初期のもの(全4巻)の絵柄のほうが好きです。

 

 

ランバラルとは関係ありません~ブルージャイアント~

第一部完結

石塚真一:ブルージャイアン

 

直訳すれば「青い巨星」、昔のアニメも好きな私は

 

『ランバラルさん...』

 

と考えてしまいましたが、全く関係ありません。石塚先生の漫画『ブルージャイアント』はジャズ漫画です。

 

あらすじは高校生の宮本大は仙台に住む高校生。中学生の時に友人に教わったジャズのとりこになってしまいます。友達が家庭の事情でピアノをやめても、バスケ部を一生懸命やっていても、雨の日も風の日も、一人で毎日サックスを吹き続けます。

 

「世界一のジャズプレーヤーになるにはどうすればいいか」

 

一本気な大は真面目にそう考えます。その誠実さ、純粋さに心打たれ周りの人々の協力もあり初ライブ、サックスプレーヤー油井さんとの出会い、東京行きなどが次々決まります。東京に行ってからも無理やり居候させてくれる高校からの友人の玉田、そして運命の出会いとなる雪祈(ユキノリ)からの誘いなどドラマチックに展開していきます。

結果、大は玉田、雪祈と組み『JASS』というトリオを結成して物語は進んでいきます。

見どころは主人公、大の成長と出会いです。感動したものに対して、ここまで情熱的に一つのことを信じて邁進するということが果たして今までやれていたのか、一時心を動かされても人はうまくできなければすぐに飽き、例えば新たなモノへの興味や、進学就職などの環境の変化に負けてしまうものだと思います。ましてや主人公の大は田舎ではないけれど地方都市である仙台の普通の学生、しかも音楽の経験も皆無のところから世界一になることを疑いもなく信じ、一人黙々と河原で、雨が降ればトンネルで毎日毎日一人きりでサックスを吹き続けるのです。それはあるいは狂気にも似ていますが、そういう大をすごいと思うしうらやましく思います。年を取ったからか、そんな若さあふれる彼がすごくキラキラして見えます。若い人も読んでほしいですが、30代くらいの人にこの純粋な物語を楽しんでいただきたいと心から思います。

 

全10巻で読みやすく、続編も始まりました。読み始めるには絶好の機会です。