日刊TOMOTOMO

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眠いけど漫画を読もう~サクッと読める短編お勧め漫画~

春の夜、サクッと読んでほっこりするお勧め漫画

 

皆様おはこんばんちは(おはようとこんにちはとこんばんはを一緒に使える便利な言葉です、Dr.スランプあられちゃんより)TOMOです。「映画なんて長くて見ている暇ないよ~。」って方には漫画をご紹介しましょう。「漫画も長いと続きが気になるし目がさえちゃうよ~。」ってならないように今回お勧めするのは短編集です。

 

1・ひきだしにテラリウム

 

最近話題の「ダンジョン飯」の作者九井諒子さんの作品集です。僕は思いました、「天才だな」と。自分も今まで古いものから新しいものまでたくさんの漫画を読んできたと自負していますが、このような作品には出会ったことがなかったからです。キャラクターの作りこみ、絵柄の使い分け、数ページでストレスなく落す技術、どれをとっても素晴らしいと思いました。すごく単純に書いているようで中にはとてもシニカルな表現もあり、よくよく読んでみると考えさせられる作品群です。自分が好きなのは「記号を食べる」という作品です。すごくシュールですが、考えてもみなかった、着眼点に感心させられました。一話一話が短いので今回のテーマにピッタリかと思います。

 

2・金の国水の国

 

町でうわさの天狗の子」の作者の岩本ナオさんの最新作です。「この漫画がすごい」で女性部門1位という話題性で読んでみましたが、大変面白かったです。軽くあらすじを説明すると隣り合った仲の悪い国同士が仲を取り持つため賢い青年と美しい姫を交換に送ろうとなったがそうはならずに~って話です。1冊で完結なため盛り上がりに欠けるきらいはあるのですが、昨今の派手な漫画に疲れたり、ほっこりした漫画が好きな人にはお勧めだと思います。セリフ回しが秀逸です。

 

3・ペコセトラ

 

「にこたま」などの作品がある渡辺ぺこさんのデビュー作含む作品集です。

個人的に渡辺ぺこさんすごく好きで、もっともっとたくさんの人に読んでもらいたい作家さんです。絵も大変魅力がありますが着眼点が素晴らしいかと思います。ギャグマンガではないのですがきちっと面白い表現、ギャグセンスをお持ちで、思わず笑ってしまうこともたびたびあります。かと思いきや青春の一片を切り取る技術と、内面の複雑さもきちんと書き込んでくれます。最初のジャグリングの話と下着を手に入れるために奔走する女性の話は笑えます。

 

今回紹介した本はすべて一冊の本ですのでそれこそ枕元に置いてサクッと読めますし、それでいてきちんと記憶に残る本だと思います。昨今巻数に話題が行くことが多いですが、少ない巻数、もしくは読み切りには隠れた名作がたくさんたくさんあります。紹介しつつ、皆さんの漫画ライフが充実するよう願っております。