日刊TOMOTOMO

気になるモノ.・コトを雑文で

31文字の無限の空間~短歌~

お題「好きな短歌」

 

お題スロットをまわしていたら気になるお題が。

 

「好きな短歌」って!

 

好きな○○の中でも結構上位に入るくらい皆の中にないお題ではないでしょうか?

 

でも僕にはあります。

 

青林檎 与えしことを 唯一の 積極として 別れきにけり

だったかな?河野裕子さんの作品です。

 

好きな漫画、谷川史子さんの「積極」で取り上げられていた短歌。気持ちを表すのに、あえて行動で示すところがかっこいいというか、こういう歌があるんだよっていう教養の高さが感じられていいと思います。青林檎も若さの比喩と感じられ、青春の儚さ、切なさがよく表れている気がします。

もうひとつ

体温計 くわえて窓に 額つけ 「ゆひら」とさわぐ 雪のことかよ

 

穂村弘さんの作品ですね。シチュエーションが目に浮かびます。寝込んでいるのでしょうか、寒くなったなぁと思っているところに、初雪なのかな、雪が降ってきて彼女が少し元気になっているところかと思います。何はしゃいでんだよって感じの彼氏?の相手をほほえましく思う感じが伝わってきます。口がふさがって「雪だ!」って言えないんですが、体温計も外さずすぐに感動を伝えたいんでしょうね、「ゆひら!」と言ってしまいます

 

短歌の持つリズムと、たった31文字から感じ取れる情景は日本人ならではの文化ですね。自分も短歌を作っているので、ゆくゆく発表できるまでになればいいなぁ。

 

 

積極―愛のうた (クイーンズコミックス)

積極―愛のうた (クイーンズコミックス)

 

 

 

シンジケート

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